相続相談 2021.02.12
法定相続人とは?血族の相続のルールって何?
財産を残す人が亡くなった時にその財産を相続できるのは、法定相続人なのですが、では法定相続人になれるのは家族でもどの範囲までのことを示すのでしょうか?
この記事では、法定相続人について紹介します。
法定相続人とは?
法定相続人になれるのは、配偶者と血族(被相続人と血のつながりがあった人)になります。
配偶者は必ず相続することができるのに対し、血族には相続人になる順番や受け取れる遺産の割合にルールがあります。
血族のルールとは?
血族でも被相続人に近しい人が優先的に、相続人になれます。順位は以下の通り。
第1位:子及び代襲相続人
第2位:両親などの直系尊属
第3位:兄弟姉妹および代襲相続人
□代襲相続人(だいしゅうそうぞくにん)とは?
被相続人からみて孫やひ孫のこと。
□直系尊属(ちょっけいそんぞく)とは?
祖父母など自分より前の世代のこと。配偶者の両親や祖父母は含まれません。
今回は法定相続人についてご紹介しましたが、いくら法定相続人であっても遺言書があったり、財産を残す人が生前贈与の手続きをしてしまうと財産が相続できないこともありますので要注意です。