住宅リフォーム 2021.03.02
壁紙の張り替え目安やタイミングは?壁紙ってどんな種類があるの?
一度張った壁紙は、ずっとそのまま使用できる訳ではありません。
やはり5年から10年経つと、壁紙も色あせてきたり剥がれてきたりと張り替えの時期が徐々に近づいてきます。
この記事では、
張り替えのタイミングは?
以上の症状が出たら、壁紙の張り替えを検討しましょう。
張替えのメリット
新しい壁紙に張り替えると、見た目も気分もリフレッシュできます。
壁紙が古くなって汚れが目立ってくると家の中も暗くなるものです。また壁紙の汚れや傷みを放置すると、下地まで傷んでしまうこもとあります。下地が傷んでくると下地の補修が必要になってくるので、余計に費用がかかってしまうのです。修繕費用を抑えるためにも、早めの張り替えが重要になります。
壁紙の種類
ビニール壁紙
壁紙の中でも多く利用されているものが、ビニールクロスです。ビニールクロスの主な素材は、塩化ビニール樹脂など裏打ちしたもので、ほかの素材に比べて安価で、安定した品質と耐久性に優れています。
また、メンテナンスや掃除が簡単で、色とデザインも豊富なのも人気の秘密です。
織物壁紙(布クロス)
織物壁紙はレーヨンなど織物やフェルト(動物の毛を薄い板状にしたもの)などを紙で裏打ちした壁紙で、ビニールクロスと比べてやや高価になります。
ただ見た目が美しいのも特徴的です。
麻や絹など素材の質感を活かしながら、縦糸と緯糸(よこいと)を交差させる平織壁紙や、縦糸と緯糸(よこいと)3本以上で織り込む綾織壁紙、縦糸と緯糸(よこいと)どちらかが浮いている朱子織壁紙など、織り込み方の違いによる仕上がりも楽しめます。
珪藻土壁紙
最近人気の珪藻土壁紙(珪藻土クロス)は、調湿効果や消臭効果を持つ自然素材の珪藻土を使った壁紙です。
珪藻土は植物プランクトンが長い時間をかけて堆積してできたもので、珪藻土にある無数の孔が調湿効果や消臭効果をもたらします。一般的なビニールクロスなどと比べるとかなり高価な壁紙となりますが、空気中の有害物質を吸着する効果や商品によっては防カビ性や防汚性を持つものもあるので、おすすめです。
紙壁紙
ヨーロッパなどの海外で需要が高く、色や柄の豊富な輸入品が使われることが多い紙壁紙。
紙壁紙には、先に紹介した輸入クロスの他に、日本に古くから存在する和紙壁紙、ケナフや亜麻など非木材紙を用いたクロスなどもあります。
やはりこちらもビニールクロスより高価ですが、環境には良い素材と言われいます。
このほかにもいろいろな壁紙があるので、相談に来た方はかなり迷われますが、ご希望を聞いておすすめすることもできるので、壁紙の張替えをお考えの方は是非お気軽にご相談ください。